日本から釜山へのアクセスは飛行機、高速船、フェリーがあります。
今回は福岡からチェジュ航空の飛行機を利用して釜山へ行ってきました。
釜山の金海国際空港からの移動手段について。実際に利用した感想を含めレポートしたいと思います。
どの移動手段がよかったか検証してみましょう。
Contents
金海(キメ)国際空港からの移動手段はどんな方法がある?
空港からの移動には主に4つの手段があります。
- 市バス
- 電車(ライトレールと地下鉄)
- リムジンバス
- タクシー
これらが主な方法です。
その中でも、観光客の利用率が高いのは電車とリムジンバスではないでしょうか。
一つ一つ利用するときの特徴を見ていきましょう。
空港から市バスを利用する
これがいちばん上級者向けの移動手段になりますね。
なぜなら、韓国語でのアナウンスのみなので、初心者には目的地がどこなのか分かりにくいという問題があります。
もちろん韓国語が分かればいちばん安く中心地まで行ける方法にはなります。
空港から出ているバスは東莱を経由して海雲台方面を走るルートで金額は1,200~1,300ウォン程度のようです。
私は韓国語が分からないので市バスには乗りませんでした。
空港からタクシーで移動
ドア to ドアで移動したい人、子連れの人に向いている移動手段でしょう。
乗ってしまえばそのまま目的地まで連れていってくれますので非常に楽な手段と言えます。
空港からタクシーを利用するといくら?
空港の外に出たらタクシーはたくさん客待ちしていました。
タクシー乗り場はすぐに見つけられると思います。
金額は他の手段に比べていちばん割高です。
といってもタクシーの相場は日本より安めだと思いました。
中心地までは約2,000円から3,000円程で目的地に行けます。
タクシーの利用しやすさは?
実際に乗ってみて、トライバーさんは運転が荒いなあという印象です。
言葉も韓国語のみのドライバーさんがほとんどでした。
目的地さえ伝われば問題ないですが、それ以上のやり取りは韓国語が全く分からない私にとってちょっと難しいと感じました。
私たちは、空港までの移動には利用しませんでしたが、ホテルから買い物や食事に出るのに度々お世話になりました。
4、5キロの距離(10分から15分程度)の利用で500円~600円程度でしたので非常に便利でした。
流しのタクシーや客待ちのタクシーの数も多く、捕まえるのもそう難しくはありませんでした。
釜山のタクシーは3種類ある
釜山のタクシーには一般タクシー、灯台コール、模範タクシーの3種類があります。
模範タクシーは値段が通常の倍くらいです優良ドライバーが多いとのことですが、台数が少ないのかあまり見かけませんでした。
一般タクシーと灯台コールの値段設定は同じです。(初乗り2,800ウォン、それ以降は143メートルか35秒ごとに100ウォン)
灯台コールには“Dynamic BUSAN”という目印のステッカーが車についているとのことでそれを目印に探していましたが、ステッカー自体がそこまで目立つ感じではありませんでした。
結局、タクシーを呼んで(呼び方は日本と同じで手を挙げればOK)乗る前に行き先を告げて、メーターついているか確認、その後乗り込む、さらにメーターをセットしたか確認という手順で一般タクシーにも乗りました。
運転は荒めだし、愛想もない人多かったけど、トラブルなくちゃんと目的地まで連れていってくれました。
電車(ライトレールと地下鉄)を利用する
行きの空港からホテルまではこの手段を利用しました。
実はこの日、次男はお腹の調子が悪かったんです。
で、ホテルまでは1時間ほどと考えてバスにはトイレがないだろうと予測(実際になかった)。
タクシーはトイレに寄って!と伝えるのも面倒(韓国語分からないし)。
電車ならトイレが駅にあるだろうからもしもの時も自分たちのペースで移動できた方がよいかなという選択でした。
金海国際空港の建物を出て、タクシー乗り場を通りすぎた右奥にライトレールの駅がありました。
釜山にはTマネーカード(ティモニ)というICカードが300円程度で売っていてそれにチャージして切符を買う方法があります。
今回は電車をたくさん使う予定なかったし、何しろ両親も連れていたのでカードを5枚も買ってそれぞれチャージするのも面倒で買いませんでした。
ただし、少人数であればタクシーも割高だし、Tマネーカードには乗り継ぎ割引もあるので、電車をたくさん利用するのが分かっているときは買います。
やっぱり便利です。
ライトレールの切符はおもしろい形でした。
乗るときはICカードと同じようにかざして、降りるときは改札にあるコイン投入口にいれるタイプ。
ライトレールで沙上(ササン)駅まで行き、地下鉄に乗り換えます。
ライトレールも地下鉄も切符の券売機、兼チャージ機は日本語対応でスムーズでした。
地下鉄はルートがいくつかあるけど色分けされていたので分かりやすかったです。
私たちが利用したグリーンの路線の値段は一律料金で大人1,600ウォン、子ども800ウォン。
1つの路線だけしか乗らなければ1区間の値段、途中で乗り換える場合は2区間の値段、という感じで分かりやすかったです。
車両は比較的新しく、乗り心地はよかったです。
駅と駅の距離が短いのか駅の数が多く、沙上(ササン)から海雲台(ヘウンデ)まで結構遠く感じました。
券売機や改札付近に駅のスタッフがいないので、分からないことがあっても聞く人がいなくて困りました。
肝心なトイレですが、駅構内にはなかったので一旦途中下車しなくてはなりませんでした。
ちょっとトイレ行かせてー!と言いたいのに改札に誰もいなくて、仕方がないので改札の外に出てトイレに行き、もう一回切符を買い直しました。
電車移動だとやっぱり歩く距離があるので子どもと利用するなら元気な時間帯がいいですね。
最寄り駅に着いて、200メートルほど先の場所にあるホテルまでの道のりで、ついに次男はついにおんぶ~と言い出して重かったです。
最後はいちおしのリムジンバスで行く方法
次男の体調もすっかりよくなり、帰りはリムジンバスをチョイスしました。
ホテルの目の前がバス停だったので移動も楽でした。
バスはほぼ時間通りにやって来て乗り込みます。
白い手袋をはめた紳士風の運転手さんが降りてきて荷物を載せてくれました。
事前にバスの料金は現金しかダメだと聞いていたのですが、チェックアウトの時ホテルのフロントではカードも使えると言われました。
すでにバス料金分の現金を残していたのでそのまま現金にてお支払。
カードが使えるか、そのとき確かめてみたらよかったかな。
バスの料金はここも一律。
大人が7,000ウォン、子どもが4,500ウォン。
大人が3人、子どもが2人なので合わせて30,000ウォンを渡すもなぜか後で座席まで5,000ウォンを返しに来てくれた。
なぜだったのか分からないのでそのまま受け取る。笑
バスのシートは飛行機のビジネスクラスか!?ってほどフカフカで気持ちがよいものでした。
海の近くを走るので窓から写真を撮ったりして過ごします。
途中、運転手が席を回ってシートベルトを締めてと言いに来ました。
そこから高速らしき道のりを走ります。
所要時間40分程度とあったけど渋滞もあり1時間ほどで金海国際空港に到着。
帰りも荷物を運んでくれました。
めっちゃ快適。
リムジンバスはルートが限られていますが利用できる場所であればこちらがいちばんおすすめです!
リムジンバスのルートについて
これが分からないことにはどの移動手段にするか決められませんね。
バスのルートは2つ。
釜山駅方面と海雲台(ヘウンデ)方面です。
釜山駅付近や南浦洞(ナンポドン)、海雲台(ヘウンデ)に滞在する人向けです。
ルートについてはこちらこちらのサイトが分かりやすいので参考にしてくださいね。
ちなみに、バス停はこんな感じです。
観光客の利用もあるだろうになぜかハングル表記のみ。
ホテルのフロントでしっかり乗り場を確認しました。
クレジットカードが利用できるか未確認ですのでご了承ください。
まとめ
釜山の空港から中心地に出るまでの行き方についてまとめました。
目的地やホテルがリムジンバスのルートであればリムジンバス一択!快適!
人数が多いならタクシーもあり!ただし運転の荒さは多少我慢。
フットワーク軽いなら(子どもがすでに小学生)電車もいい!安い!
もし移動に冒険を求めるなら市バスで決まり!
タクシーやバスを利用する際は自分がどこにいるか確認できると安心ですね。
その際はWi-FiレンタルやSIMカードを事前に用意しておくと快適です。
みなさんの旅行スタイルに合わせて選んでみて下さいね!