ベトナムの中で最も人気の高い観光地の一つとして『ホイアン』があります。
16世紀ごろから海上貿易の街として栄え、その町並みは1999年に世界遺産にもなっています。
川沿いを中心に広がる街並みの中にはかつて日本人町も存在していました。
そんな情緒深いランタンに照らされた旧市街をのんびり歩くのはいかがですか。
早速ご紹介していきましょう。
ホイアンへのアクセス(飛行機編)
ホイアンから一番近い空港は、ダナン国際空港です。
ちなみにこのダナンという町もとてもおすすめですよ。
ダナン国際空港から車で45分ほどの場所にホイアンはあります。
ダナン国際空港までのアクセスは主に2通り。
- 日本から直行便でハノイもしくはホーチミンから乗り継ぎでダナンへ行く
→ダナンと+1都市ベトナム滞在もできるいいとこどりプラン
ベトナムが主になります。2018年6月24日からはベトナムのLCCであるべトジェットも関空ーハノイ間より順次運行されますのでこちらも利用が増えるでしょう。
- ダナンへの直行便を利用(関空発のみ)
→移動時間は短縮で1か所(もしくはダナン含め2か所)集中プラン
関空からのジェットスターが直行便就航中
- LCCで仁川や香港を経由してダナン入り
→よくばり2か国滞在プラン(もちろん乗り継ぎだけでもOK)
こちらは出発地にもよりますが、韓国のLCCは日本の地方都市にも就航している数が多いので
地方からでもアクセスしやすいかもしれません。
熊本からはティーウェイ航空、福岡からだとジンエアやチェジュ航空など、関空は左に挙げたいずれも就航していますし、その他の航空会社もあります。
ホイアンへのアクセス(ダナン国際空港編)
こちらも概ね3通りほどご紹介します。
- ダナン国際空港、もしくは滞在ホテルからタクシー利用
→ダナンからホイアン行のタクシーはぼったくりもよく聞くので、より安全といわれるビナサン
タクシーやマイリンタクシーの利用をおすすめします。
メーターを0からスタートさせたかどうかもしっかり確認を!
- ダナンに滞在し、ツアーでホイアンを訪れる
→タイトスケジュールでコンパクトに回りたい方におすすめ
更に、事前に日本から申し込みができるツアーならなお安心ですね。
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- ホイアンに滞在し、滞在先ホテルの送迎シャトルバスを利用する
→昼と夜のホイアンの街を両方たっぷり味わいたい人におすすめ
観光名所である旧家は夕方には閉まるのでこちらを見学したい場合はやはり昼間の滞在が必須です。
また子連れなどでゆっくり休憩を取りながら滞在したい人もこちらがおすすめ。
タクシーを探し、ぼったくりの心配をする必要がないので安心です。
ちなみに、タクシーだと相場は35万ドン(ざっくり1700円くらい)らしいです。
私はホテルに送迎を頼みましたが、予約前に値段を確認したら15USDほど(ほぼタクシーと変わらない)だったのでこちらにお願いしました。
(ま、シャトルはホテルが雇うバイトのような感じなので当たり外れもありますけどね。)
ホイアンでの滞在あれこれ
ホイアンに滞在する場合は明るいうちから街を散策して、夕食を兼ねて川沿いのレストランでのんびりランタンを眺めながら過ごすのが理想ですね。
レンタサイクルなども利用はしませんでしたが充実してそうな感じでした。
ホイアンの中心部からビーチ方面までのサイクリングなんかもよさそうです。
ホイアンでの注意点はコンビニやスーパーが近くにないところです。
お水なども露店や個人商店?のようなところで購入するので意外にもホーチミンなどからすると2倍以上の値段でした。
必要であればダナンのスーパーで調達しておくのもひとつです。
また、町全体が観光地化しているのでマーケットはほとんど値札がなく交渉する必要があります。
といっても良心的なぼったくりというか、基本的にベトナムの人は人がいいのだなぁとうのが印象で。
どこにいってもこちらが一度引き下がると、オーケー下げるからいくらならいい??と聞いてくる。
そしてその先のすったもんだがなくこちらの言い値に近い値段で売ってくれるような感じでした。
そして、子連れにネックだったのがトイレが探しにくい。
公衆のトイレは有料の場所もあるようです。
もしくは、急ぐときはレストランなどでお願いしてみるのもありです。
子どもってさっきはないって言ったのに、すぐ後でもれそうとか言い出しちゃいますから。
本当なら食事した後に借りるのがマナーかもしれませんがいかんせん急を要するので…。
ランタン祭りの日のナイトマーケットには屋台やおみやげものを並べたお店がたくさんあるので遅くまで楽しめますよ。
ホイアンでの食事
レストランやカフェはたくさんありました。
川沿いの眺めの良いお店をチェックしてトライしてみてください。
私たちは、屋台の軽食をつまみつつ散策したので行き当たりばったりでベトナムっぽいローカルレストランに行きましたが、ホイアン3大名物料理の一つである揚げワンタンがすごく美味しくてよかったです。
屋台で飲むビールは格別!
ホイアン3大料理とは、『揚げワンタン』のほかに米粉で作った皮にエビすり身を包んで蒸した『ホワイトローズ』、伊勢うどんがルーツとされる太麺の麺料理『カオラウ』です。
ホイア
ンならではの料理も楽しみの一つですね。
屋台では名前が分からなかったけど、日本のたこせんのようなものや、焼きもちきび、焼き鳥、カットフルーツ、パンケーキ屋さんもたくさん見かけました。
ローカルフードにトライしてみるのも旅の醍醐味ですね。
ホイアンのランタン祭り
ホイアンといえば、なんといっても『ランタン祭り』でしょう。
この写真に惹かれてホイアンには行かねば!と思いましたもの。
日が落ちて段々と暗くなり始めると、昼間のかわいらしかったランタンがエキゾチックな何ともいえない雰囲気になります。
アンホイ橋なんて日本の花火大会並みに、写真を撮る人、眺める人、橋を渡る人でいっぱいでした。夕方から夜にかけては観光客も多く通りは常に込み合っていました。
私たちが訪れたのは2018年の3月30日、ブルームーンのときだったからかすごく多かったです。
ランタン祭りがあるのは旧暦の14日。
もともとは日本のお盆のような先祖を迎える風習で、それが毎月行われているようです。
だから灯籠流しなんかもあったのかな。
2019年のランタン祭りのスケジュールは
1月19日(火) | 2月18日(月) | 3月19日(金) |
4月18日(木) | 5月18日 (土) | 6月16日(日) |
7月16日(木) | 8月14日 (水) | 9月12日(木) |
10月12日(土) | 11月10日(日) | 12月9日(月) |
ただし、この日でなくともランタンは常に灯されているそうなので、ランタン祭り以外の日にゆったり過ごすのもありだと思います。となっています。
まとめ
いかがでしたか。
今注目されているホイアンにぜひ行ってみてください。
ハノイやホーチミンとはまた違ったベトナムの一面をきっと発見できるはず。
ダナンやホイアンを拠点に、ベトナム王朝の歴史が残るフエやホイアンと同じく世界遺産に登録されている2~17世紀にかけて栄えたチャンパ王国のミーソン遺跡などにもぜひ足を運んでみて下さいね。
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