フェリーに乗って九州から大阪へ、名門大洋フェリーの予約や客室について

 

こんにちは、子連れで海外旅行、国内旅行のしろっ子(@flyintothew)です。

今回の旅は、船に泊まってみたーいという息子のリクエストに答えて、フェリーで大阪まで行ってきました。

春休みの旅は宿題を気にしなくていいのが最高です!

思いっきり楽しんで来ましたー。

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フェリー会社はどう選ぶ?

 

実は九州と関西を結ぶフェリー会社は思っていたよりたくさんありました。

その中でも、福岡からは私たちが利用した名門大洋フェリーと阪九フェリーが就航しています。

他の地域では大分の別府から、鹿児島の志布志からそれぞれフェリーさんふらわーが就航しています。

大きな違いとして、福岡からの出発地はどちらも新門司港からなのですが、大阪側は名門大洋フェリーは大阪南港へ、阪九フェリーは泉大津港へ着くところが違っていました。

子連れでの移動ということもあり、少しでも移動距離は短い方がいいかなと思いました。

今回は到着後に天保山マーケットプレイスへ行く予定にしていたので、移動距離も考慮しました。

 

名門大洋フェリー

それ以外には、客船の新しさや乗船料金も比較したうえで今回は名門大洋フェリーを利用することに決めました。

スカイチケットフェリー

 

名門大洋フェリーの予約方法

 

携帯からでもアクセスできる名門大洋フェリーのサイトから直接予約をします。

名門大洋フェリーは新門司港と大阪南港間を1日2便、運航しています。

時間帯によってインターネット割引の『船得』は30%off、20%offの割引が受けられお得です。

上の割引は通常期ですが、繁忙期であっても10%の割引があります。

 

インターネットの割引を受けるには名門大洋フェリーのWEB会員になる必要がありますのでこちらを登録してくださいね。

ウェブ上で、乗船日、時間、客室タイプ、部屋やベッド位置を選びます。

乗客の氏名と年齢が必ず必要ですが、乗船時に特に厳しく確認している様子はありませんでした。

 

支払い方法はクレジットカードかコンビニ振り込みが可能です。

コンビニであれば先に指定の期日までに払込みを済ませなければ予約が自動キャンセルされますのでご注意ください。

クレジットカード払いの場合は、実際の乗船日に請求されるようなので変更などがしやすいと思いました。

 

予約が完了したら、乗客一人ずつに予約のQRコードが発行されます。

こちらを印刷したものが乗船時に必ず必要になりますので可能であれば印刷しておくことをおすすめします。

(家族で予約した場合でも、子どもも一つずつQRコードが発行され読み取ることで乗船できます。携帯の画面表示では不可でした。)

受付窓口でも発行してもらえますが、時間帯によっては列に並ぶ必要があるので事前に印刷しておいた方がベターです。

 

客室の選び方

 

名門大洋フェリーには様々なタイプのお部屋があります。

(船種によって若干客室の内容にも違いがあります。)

スマートフォンサイトからは見ることができませんでしたが、PC版であれば詳しい客室の写真や設備内容を確認することができます

【ポイント】

名門大洋フェリーのウェブサイトの船内客室の写真はすごくよく撮れています!

客室は平米数を確認しておいた方がおすすめです。

写真の写りが良すぎて部屋に入った瞬間狭さにびっくりします (笑)

一等洋室

10平米(㎡)が約6畳ですのでこの数字を目安にイメージしておいてください。

見ていた写真に比べて狭かったので一瞬びっくりしましたが、そもそも12平米と書いてあったのでこんなものです。

客室ベッド

ファーストAのベッドはこんな感じです。

いくら幼児でも添い寝は厳しいかな。

客室内

後は設備を確認しましょう。

子連れの場合は畳の部屋がいいとか、洗面所が室内についていた方がいいとか子どもの年齢に合わせて希望があると思います。

私たちはきたきゅうしゅうⅡに乗船する予定になっていました。(乗船する日にちと時間でどの船になるか分かります)

希望としては

①ゆっくりできるように個室

②できればトイレと洗面所が付いていた方がいい

③和室

この3つを考えていました。

実際に設備を見てみると、和室にはトイレがない作りでした。

最終的に、3人部屋のファーストA/一等洋室というベッドの部屋を選びました。

室内の洗面所

実際に使ってみても、やはりトイレが部屋の中にあるというのは重要ポイントでした。

室内トイレ

共用トイレを使うとなるとひとりで行かせられる年齢ではないのでついていく必要があったと思います。

我が家は息子二人なので、さすがにトイレの中までは入れませんし外で待っておくしかなくタイミングによってはパジャマ姿だったりすっぴんだったりするわけで、こういう点でトイレ付きの部屋にして正解でした。

子どもに対する大人の人数によっても対応は変わりますので一概にどの客室がおすすめ!とは言えませんが、

選ぶときは子どもの年齢や性格を考慮して決めることをおすすめします。

小学校の高学年であればツーリスト/2等洋室という、カプセルホテルみたいなつくりのタイプもおもしろそうです。

 

フェリーでの食事

 

フェリー内ではレストランで夕食と朝食を食べることができます。(別料金)

新門司港を17時発の1便に乗っていれば、どちらもレストランを利用したと思います。

今回は19時50分発の2便を利用したため、レストランは利用しませんでした。

実際の利用客も少なかったように思います。

 

まず、出発時刻が遅いので子どもたちはもう寝る時間に近いです。

そのため、無料送迎バスが出るJR小倉駅でバスに乗る前に夕食をとりました。

食事の後に駅のパン屋さんで朝食用のパンを購入して送迎バスに乗っていました。

バス乗り場ではコンビニの袋におにぎりなど食事を買っている人がかなり多かったです。

 

乗船前に購入できなかったとしても、船内にはレストランの他に売店でおにぎりやサンドイッチ、ヨーグルトなどの販売がありました。

後はインスタントラーメンやカップスープなどもありました。

広い自動販売機コーナーがありこちらは飲み物だけでなくパンやお菓子が売っているものもあります。

 

特に食べるものには困ることはないと思いました。

一つネックなのは、船内では現金しか使えなかったところです。

海の上で通信ができないという理由なので仕方がないですが、少し現金を持っておくと安心ですね。

 

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フェリーでのお風呂

 

フェリー内には展望浴場(大浴場)というお風呂が男女各1つずつあります。

大浴場といってもそこまで広くはないのでタイミングが悪いと込み合う感じでした。

 

無料で利用できる鍵付きのロッカーやドライヤーがあるのはありがたいです。

ドライヤーは数が少ないですが、お風呂以外にパウダールームや洗面所にも備え付けられていましたので混んでいるときはそちらを使うのもありだと思いました。

 

1等以上の客室にはフェイスタオルが用意されていますが、バスタオルはありません。

必要なタオルを持参しましょう。

いつものようにホテルに泊まる感覚しかなかったのでバスタオルを持ってきておらず焦りましたが売店で売られていたので購入したものを使いました。(新品で水は吸いにくかったです 笑)

お風呂内にはシャンプーリンス類の備え付けもありました。

普段の自分のものがよい人は持っていきましょう。

お風呂は温泉、というわけにはいきませんが広いお風呂にゆっくり浸かってさっぱりしました。

 

大浴場以外にもシャワールームもあります。

シャワールーム

5室ほど脱衣場付きの個室が用意されていて同じスペース内に洗面所もあり、ありがたい設備だと思いました。

 

フェリーでの楽しみ方、乗り心地

 

まず、船酔いはするのか!?

基本的には内海ですし、さほど揺れはないです。(外海に比べて)

台風などの時は別ですが、大きく揺れる感じはありませんでした。

船酔いをしている人は見かけませんでしたし、実際に酔いやすい私も大丈夫でした。

心配であれば酔い止めを持っておくと安心ですね。

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傾きは結構あったように思います。

船は動いているので常にエンジン音のようなものもしていました。

 

それが原因で眠れないか!?

というとそういうわけではなく、それなりに眠れます。

 

船での楽しみは、夜景や明け方の外の景色ですね。

絶景三大架橋(さんだいかきょう)といって来島海峡大橋、瀬戸大橋、明石海峡大橋のライトアップを楽しむことができますよ。

新門司港発の2便だと、結構な真夜中のため今回は朝の明石海峡大橋を堪能しました。

とてもお天気の良い朝だったので朝日に照らされた海峡はとても綺麗でした。

デッキからの眺め

また、子どものためのキッズスペースがあり、おもちゃや塗り絵などが用意されていましたので、小さな子どもさんはこちらで遊べます。

キッズスペース

その他、Wifiサービスもありますがこちらは非常につながりが悪かったです。

海の上なので期待できないと思っておいた方がいいでしょう。

※ 船の種類によっては利用可能エリアが限られています。

 

まとめ

 

フェリーでの長距離移動は実に小学生ぶりでした 笑

いつもとは違う空間で、思っていた以上に設備面は充実しており楽しい船旅となりました。

随所に揺れなどに対する工夫が見られ、船内はきれいにされており感じがよかったです。

エントランス

飛行機で1時間ほどの距離を約12時間かけて進むので時間はかかります。

片道の交通費と1泊のホテル代と思えばたまにはこんな移動もありかなと思いました。(ちなみに帰りは飛行機でした。)

子どもたちは、船に泊まるってだけでワクワクだったのでいい経験になりました。

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子どもと世界中を旅しよう






私が子連れで旅行をするのは、もちろん旅が好きだから。
知らない国に行ってたくさんのチャレンジをしてみたいから。
ただ、それ以上に旅をするにはこんな理由があります。



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